木造住宅の耐久性について徹底解説します!

木造住宅の耐久性についてお悩みの方は多いと思います。
そこで木造住宅の耐久性と木造住宅のメリットについて解説します。
知っていると必ず役に立つのでぜひ参考にしてみて下さい。
 

□木造住宅の耐久性についてご紹介!

 
木材および木造住宅が生物的、物理的、化学的要因によって、劣化および老化することに対してどれだけ抵抗性があるかを示すのが耐久性です。
火、地震などに対する抵抗性も耐久性に含まれます。
物理的なものは、熱や水分、光などで、生物的なものは、腐朽やシロアリなどです。
 
また、最近のように大気の汚染のような化学的なものも重要になります。
現在では、世界的に森林資源は減少しており、その有効利用は大きな課題であるため、木造住宅の耐久性を高めることはとても重要です。
そのためには、木材をどのように使用して維持管理していくかを幅広く考える必要があります。
 

□木造住宅のメリットについてご紹介!

 
木造住宅を建てるメリットについて3つご紹介します。
 
1つ目は価格がお手頃であることです。
鉄筋コンクリートと比較すると、木造住宅のほうが安い費用で施工できます。
鉄骨系の素材を使用すると別途費用が必要ですが、木材は材質や厚みなどによる調整で耐火性を確保できるため処理費用がかかりません。
 
鉄筋コンクリートはその重量に耐えうる基礎をつくる費用が必要ですが、木造住宅は軽量な構造であるため、基礎工事の費用も安く抑えることができます。
また木造は生産時の二酸化炭素排出量が鉄に比べて少なく、環境にやさしい素材です。
 
2つ目は湿度の調整効果があることです。
木造住宅のメリットは、鉄骨系の素材に比べ、調湿性に優れています。
調湿とは、室内の空気が乾燥した場合は木材に含まれる水分が空気中に放出され、湿度が高くなると木材が室内の水分を吸収することを指します。
 
調湿効果により快適な空間を維持でき、カビや結露の発生を抑制する効果もあります。
カビや結露を放置することによって住宅が傷みやすくなるため、対策を行うことが重要です。
 
3つ目は耐火性に優れていることです。
鉄は木材よりも燃えにくいですが、高温の火によって急激な変形が起こりやすいです。
木材は鉄よりも燃えやすいですが、燃えても形を維持することができます。
そのため火災発生時に木造住宅は、鉄骨住宅よりも住宅の強度が落ちづらいというメリットがあります。
 

□まとめ

 
今回は木造住宅の耐久性と木造住宅のメリットについて紹介しました。
この記事を参考にしていただけると幸いです。
何かご不明な点がございましたら当社までお気軽にお問い合わせください。