タンクレストイレは災害時に不便?メーカー別の対処方法も解説!

「タンクレストイレの購入を考えているのだが、デメリットはあるのだろうか」
「タンクレストイレは災害時に困るのは本当か」
このようにお考えの方は多いでしょう。
家を建てるのであれば、耐久性を高めておきたいですよね。
今回は、上記の疑問を解決する情報をお届けします。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

□災害時のタンクレストイレの使用について解説します!

 

まずは、停電が起こった場合について解説します。
停電が起こると、タンクレストイレは使えなくなります。
タンクがないので、電気を使って水を流すのがタンクレストイレの仕組みです。
断水しない限り、停電があっても使えるトイレを選びたいのであれば、タンクのあるトイレを設置する必要があります。

 

次に、断水が起こった場合について解説します。
断水があった場合、タンクレストイレは残り湯をお風呂にためておかないと1度も流せません。
残り湯があった場合は、便器に直接水を流すことで排泄物を流せます。

タンクのあるトイレは、断水する前にタンクの中にたまっていた水を流せるので、1回分は通常通り使用できます。

 

また、残り湯があればタンク内に補充して使えます。

ただ、災害時にも使えるタンクレストイレもあるので、後ほど紹介します。

 

以上が、災害時にタンクレストイレは利用できないことについてでした。

 

□タンクレストイレのメーカー別に災害時の対処法を解説します!

 

続いては、タンクレストイレの災害時の対処法について解説します。

全てのメーカーに対応することとして、バケツに水を汲んで高いところから便器の中に流し込む方法があります。
新聞や布を床に敷いて濡れるのを防ぐことも大切です。

 

まずは、TOTOネオレストの場合の対処法です。
TOTOネオレストは、便器の左側にあるカバーを取り、手動レバーを引っ張ります。
30秒間停止位置で保持して、電子音が鳴った直後にレバーを離すと水が流れるといった仕組みです。

 

次に、Panasonicアラウーノの場合の対処法です。
この製品は、停電用ハンドルか停電排水ボタンで排水できます。
プラグを抜いてカバーを開け、電池ホルダーに乾電池を入れて、停電排水ボタンを音が鳴るまで長押しすると排水が始まります。

 

以上が、タンクレストイレの災害時の対処法についてでした。

 

□まとめ

 

今回は、タンクレストイレについて知りたい方に向けて、災害時の対処法について解説しました。
当初の疑問が解決されたのではないでしょうか。
今回の情報を活用していただけると幸いです。
この記事に関してご不明な点がございましたら、いつでも当社へご連絡ください。