人が口にする食べ物を扱う場所だからこそ、キッチンは清潔に保っておきたいですよね。
ですが、使う度に念入りに掃除するのは面倒だという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、掃除をしやすいキッチンの条件と汚れる前にできる対策を紹介します。
□掃除しやすいキッチンの条件とは?
1つ目の条件は、ワークトップ(作業台の甲板)やシンクが手入れのしやすい素材でできていることです。
ステンレスや人工大理石は、一般的に使われる素材であると同時に、他の素材と比べても手入れがしやすいです。
2つ目の条件は、コンロがガスコンロではなくIHであることです。
ガスコンロは凹凸が多く、またパーツを外して掃除を行う必要があるため、掃除が楽だとは言えません。
一方で、IHの場合は使った後に表面を拭くだけで掃除が終わります。
仮に表面に焦げがついてしまっても、クレンザーとラップを使えばすぐに落とせるので、掃除に手間取りません。
3つ目の条件は、汚れにくい、あるいは自分で汚れを吹き飛ばしてくれるレンジフードであることです。
レンジフードは高い位置にある、取り外しが面倒などの理由で掃除するのを敬遠しがちです。
しかし、上記のようなレンジフードだと掃除が楽になります。
4つ目の条件は、収納にものを入れすぎていないことです。
収納の中にも、調味料の液垂れなどの汚れは付くことがあります。
その汚れを取ろうと、中身を全て取り出すのは面倒ですよね。
中にものを入れすぎないことで掃除もしやすくなります。
5つ目の条件は、キッチンの壁や床が手入れのしやすい素材であることです。
キッチンでは、壁や床にも水や油が飛び散ることがあります。
コンロ周辺の壁には、特に掃除のしやすいキッチンパネルを使うと良いでしょう。
キッチンパネルには、色やデザインにもバリエーションがあるので、家の雰囲気に合わせて選べます。
□汚れる前にできる対策について
*キッチンペーパーの活用
調味料容器の下にキッチンペーパーを敷くことで、調味料の液垂れによる汚れを防げます。
汚れが溜まってきたら、キッチンペーパーを新しいものに取り替えるだけで済みます。
*マスキングテープの活用
キッチンのタイルの目地やコーキング部分には汚れが溜まりやすいです。
そういった汚れが溜まりやすい部分にマスキングテープを貼ることで、汚れの対策ができます。
なかには、カビを防止できるマスキングテープもあります。
*アルミホイルの活用
レンジフードの上というのは、ほこりが溜まりやすい場所です。
さらに油も含みやすく汚れてしまうとなかなか落ちにくく厄介です。
そんなレンジフードの上でも、アルミホイルを敷いておくことで汚れを予防できます。
□まとめ
今回は、掃除しやすいキッチンの条件とキッチンが汚れる前にできる対策を紹介しました。
掃除しやすいキッチンにするためには、リフォームが必要になる場合もあります。
当社では、住宅のリフォームも承っているのでお気軽にお問い合わせください。