スッキプフロアのメリットとデメリットについて紹介します!

スキップフロアはおしゃれで個性的だから作ってみたいけれど、詳しいことはよくわからないという方は多いと思います。
かといって、誰かに相談しようと思っても、実際にスキップフロアを作った経験のある知り合いがいる方は、あまりいないと思います。
そこで、スキップフロアのメリットとデメリットについて紹介します。

 

□スキップフロアのメリットとは?

 

1つ目は、周りの床よりも高い位置に床を作るため、室内の高い部分を活用できるようになることです。
特に、吹抜けを設けている場合、天井がないことによって余っている高い部分を、スキップフロアによって有効利用できます。
また、目線が高くなる分、スキップフロアからの眺めが良くなりますし、室内に高くなっている部分があると、室内のおしゃれさを増すこともできます。

 

2つ目は、スキップフロアの階段の下を、収納や、部屋として利用できることです。
吹抜けを併設することで、高いスキップフロアを作れば、階段下のスペースの天井を高くできます。

 

3つ目は、吹抜けがある場合、部屋に取り込める光を増やして、明るい部屋にできることです。
スキップフロアにはドアや壁がないため、吹抜けからの光を、スキップフロアや1階に取り入れることができます。

 

4つ目は、傾斜地に向いていることです。
元々山の斜面だった土地に家を建てる場合、擁壁や地下を作る方が多いですが、スキップフロアを作ることによっても家を建てられます。

 

□スキップフロアのデメリットとは?

 

1つ目は、空調の効率が良くないことです。
スキップフロアには壁、ドア、天井がないため、スキップフロアの容積とスキップフロアがある部屋の容積が足し算されることで、ワンルームの空間が広くなっています。
さらに、スキップフロアと共に吹抜けを併設している場合、1階と2階を同時に暖める、または涼しくすることになります。

そのため、パワーのあるエアコンや床暖房を設置したり、高気密住宅にするという対策が必要です。

 

2つ目は、遮音性が低下してしまうことです。
遮音してくれるはずの壁、ドア、天井がないため、スキップフロアで発生した音は響きやすく、逆にスキップフロアも騒音に悩まされがちです。
特に、吹抜けを併設している場合、2階からの騒音や2階への騒音も考慮しておく必要があります。

 

3つ目は、費用が高くなることです。
空調代、断熱対策費、材料費、建築費、固定資産税などが割高になってしまいます。

 

4つ目は、スキップフロアに上がるためには階段を登る必要があるため、高齢者や幼いご家族には使いづらいことです。

 

5つ目は、自治体によっては、スキップフロアの建築を認めていない場合があるので、その点に注意しておく必要があることです。

 

□まとめ


スキップフロアのメリットとデメリットについて紹介しました。
吹抜けとの相性は非常に良いですが、デメリットを考慮した上で、導入を検討してみてくださいね。
ご自宅の間取りとよくご相談の上、スキップフロアを導入したいという方はぜひ当社までご相談ください。