地震に強い家は形や構造で決まる?ポイントをご紹介します!

長い間安心して住み続けられる家を叶えるために、地震への対策は避けられませんよね。
そこで今回は、地震に強い家の形をご紹介します。
また、地震に強い家の構造についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

□地震に強い家の形をご紹介!

地震に強い家の条件は主に以下の2つです。

・地震や風で力が建物にかかった時に建物が踏ん張って耐えること
・上下方向の力の流れがスムーズであること

これらの条件を満たすために、建物の形は単純であるほど良いとされています。
単純明快な形とは具体的に言うと、長方形などの「整形」を指します。
このシンプルな長方形に近い家が地震に強い形であり、反対に凹凸の多い複雑な形は地震にあまり強くないと言われています。

□地震に強い家の構造をご紹介!

ここからは、地震に強い家の構造を3つご紹介します。

1つ目が、鉄骨構造です。
骨組みに鉄や鋼を使用する鉄骨構造ですが、鉄骨の厚みが6ミリ未満の軽量鉄骨と6ミリ以上の重量鉄骨の2種類に分けられます。
双方も地震の揺れに強く倒壊しにくいですが、熱に弱いため、火災など二次災害には注意すべきでしょう。

「重量鉄骨」は、大きなマンションなどに使用されることが多く、各鉄骨が厚くて頑丈なので骨組みの本数が少なく済みます。
この特徴から広い部屋に対応がしやすく、住まいのバリエーションが広がる一方で、コストは高い傾向にあります。
一方で「軽量鉄骨」は住宅に使用されることが多く、1本の鉄骨の重量が軽くて大掛かりな地盤改良がいらないので、建築スピードが速いです。
重量鉄骨に比べてコストを抑えられる点も魅力的ですが、使用する鉄骨の数が多くなるため、デザインに制限が出てしまう点はデメリットと言えます。

2つ目が、鉄筋コンクリート構造です。
鉄筋コンクリート構造は地震の揺れは感じやすいですが、重量があって強度が高いので倒壊しにくいです。
耐用年数が長く遮音性に優れているなどの良い点がありますが、一方で熱伝導率が高く、快適な室内温度を保つための対策が必要となります。
コストもそれなりにかかるので、ご自身の予算と合わせて選択してみてくださいね。

□まとめ

今回は、地震に強い家の形をご紹介しました。
また、地震に強い家の構造についてもご紹介しました。
この記事を参考に、地震が来ても安心して住み続けられるマイホームを叶えてくださいね。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。