地震に強い家にはどのような特徴がある?その特徴を詳しく解説します!

日本は地震大国と言われているように、世界的に見て大地震がよく起こります。

そのため、安心して暮らせる家にするには、地震に強い性能を持つことが重要です。

この記事では、地震に強い家の特徴を紹介します。

家づくりの際にぜひ参考にしてください。

 

□地震に強い家の特徴とは?

地震に強い家にはどのような特徴があるのでしょうか。

ここでは、地震に強い家の特徴を3つ紹介します。

1つ目は耐震等級が3であることです。

耐震等級とは、地震の揺れに建物がどれくらいまで耐えられるかをランクづけしたものです。

等級は1から3まであり、数字が大きいほど耐震性が高くなります。

耐震等級3は災害時に要となる消防署や警察署などの建物が持っています。

そのため、耐震等級3の家はかなり耐震性の高い家と言えるでしょう。

2つ目は揺れにくい地盤を持つことです。

たとえ、耐震等級3の家であっても、地盤が弱ければ地震による大きな被害を受ける可能性があります。

2016年に起こった熊本地震では、150メートルほどの距離でも、地盤の強さの違いにより被害状況がかなり異なりました。

そのため、地盤の強い場所に家を建てることも大切です。

3つ目は耐震性が維持されていることです。

家は放っておくと、壁内に結露ができ、建物を支える柱や梁が腐る可能性があります。

また、木材はシロアリに食べられることで腐る場合もあります。

建物を支えている部分が腐っていると、地震が起きた際に家が倒壊してしまうかもしれません。

そのため、耐震性を維持することも重要です。

 

□耐震性を高める構造とは?

家の耐震性を高める構造は主に3つあります。

以下でそれらを見ていきましょう。

1つ目は耐震構造です。

これは、主要となる壁や基礎などを頑丈にして地震の揺れに耐える構造です。

多くの一戸建て住宅で、この構造が用いられています。

2つ目は制振構造です。

これは、建物に揺れを吸収する装置を組み込んだ構造のことです。

3~5階建てのマンションで用いられることが多いですが、一戸建て住宅でも用いられることがあります。

3つ目は免震構造です。

これは、建物と土台の間に装置を設置し、それが地震の揺れを吸収して建物に直接揺れを伝えないようにする構造のことです。

最近では、マンションでよく用いられています。

 

□まとめ

今回は地震に強い家の特徴を紹介しました。

地震に強い家を作るには、それらの特徴と耐震性を高める構造を持つ家を考えると良いでしょう。

家族が安心して過ごせる家を作るために、この記事を参考にしていただければ幸いです。