個性的な室内リフォームと品質を保つ工夫


砂壁は築年数が長い住宅に多く見られますが、近年では古風な雰囲気を演出する目的で住宅リフォーム工事で新しく作られることがあります。
砂壁は現在の主流になっている壁紙とは異なり、重厚な質感と高い吸湿性があることから落ち着いた雰囲気や室内の湿度を安定させる目的で使用されています。
砂壁に作り変えるリフォーム工事を行う際は専門の業者に任せるのが無難ですが、費用が割高になるので予算に余裕を持たせることが大切です。
また、砂壁の施工は材料の品質や作業時の室温、湿度で仕上がりの良し悪しが大きく変わるので経験が豊富な熟練の業者を選ぶことを心がけます。
砂壁は頑丈な作りなので長持ちしますが、その一方でひび割れやカビなどの不具合が生じると短期間で傷みが拡大してしまうので速やかな修復が必要です。
衝撃や水濡れなどを避け、汚れが付かないように気を配るのが良好な状態を保つための心得になります。